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2017年10月 3日 (火)

【海外出張】タイ(バンコク)出張

先日弊社パートナーの街と共にバンコク出張に行ってきました。

 

 

2ヶ月ぶりに訪れたのですが相変わらず暑かったです・・・

 

 

今回は弊社クライアントのタイ子会社に弊社が提携している会計事務所をご紹介させて頂くのが主な目的でした。

 

 

その中でBOI認可が重要論点となっていましたので簡単にご紹介させて頂きます。

 

 

BOIとはタイの外資優遇制度のことで、この認可があると下記のような特典を受けることができます。

 

 

1.外資100%での運営ができる(通常過半数をタイ資本にする必要があります)

 

 

2.法人税、関税などの税制優遇

 

 

3.円滑なビザの取得

 

 

4.外国人一人につきタイ人四人を雇用する規制がなくなる

 

 

今回はクライアント様が卸売業のBOI認可(ITC)を検討されているため、卸売業を中心にご説明いたします。

 

 

1.BOIの認可は業種毎に申請が必要

 

例えば、一つの会社で製造業と卸売業(イメージは商社)を行っている場合はどちらの業種でもBOIを取得しないと外資100%での運営はできない。

 

 

2.二業種以上BOIの認可を受けた場合は、業種毎に会計帳簿の作成、税務申告を行わなければならない。煩雑になるため、実務上三業種以上になる場合は分社化することが多い。

 

 

3.卸売業のBOIは商流が明確なら比較的認可を受けやすい。

 

 

卸売業のBOI取得について主な注意点としては、

 

 

・事前打ち合わせ→申請→認可の流れとなり、一般的に35ヶ月程度時間がかかる

 

 

・払込資本金1000万バーツ以上が必要

 

 

・二種類以上の商流が必要(例えば、日本から輸入してタイ国内で販売するものとタイ国内で仕入れてタイ国内で販売するものがあるなど。どちらか一方しかない場合は認可を受けられない)

 

 

・エンドユーザーへの販売はできない(必ず商社等を通さないといけない)

 

 

・基本的に加工などはできない(簡単な加工や組立など一工程くらいであれば認められる)

 

 

3年間で100万バーツの投資(固定資産等の設備投資)が必要

 

 

・定期的にBOIへ事業報告が必要。(3年後には認可事業を適正に行っているかの立ち入り調査があるのが一般的)

 

 

会計については下記のようなお話を聞くことができました。

 

 

1.タイでは在庫が良く無くなる(盗まれる)ため、棚卸減耗損を税務上の経費とするためには、一か月以上前に税務署へ廃棄する商品の明細、廃棄方法、廃棄日等を報告し、廃棄日当日に税務署員と会社の監査人(BOIの認可を受けている場合はBOIの担当者も)立会いのもと処分しなければならない。処分する物や方法によっては税務上認められても、BOIの認可に影響が出たり、又はその逆も有り得るとのこと(管轄が違えば言うことも違う)

 

 

2.固定資産の概念が日本とは大きく異なり、1000バーツ(日本円で約3000円)以上で、一年以上使える物は固定資産に計上しなければならない

 

 

上記1、2については衝撃的でした。日本の感覚とは大きく違います。

 

 

BOIの認可やそれに沿う会計処理は非常に複雑で信頼できる専門家の支援が欠かせないと感じました。

 

 

あすか税理士法人ではこれらをワンストップで支援できる現地のアライアンス様をご紹介させて頂くだけではなく、そのアライアンス様とのやりとりや情報のとりまとめをさせて頂くこともできます。

海外子会社の設立や運営でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせ下さい。

 

 

最後に、今回はクライアントのタイ法人の方(日本人でタイ語のできる方)にアテンドして頂きました。移動食事共に非常にスムーズで大変助かりました。最終日には現地ローカルの市場の屋台に行ってきました。

 

 

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普通に日本人感覚でおいしかったです!タイ語ができないとこういったところで食事をするのは難しいので非常に嬉しく思いました。

 

 

この他にも良いことがたくさんありました。タイは良い国です。ぜひまた訪れてみたいと思っています。

 

 

あすか税理士法人

大井 幸助

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